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宮崎の病院ボランティア傾向

宮崎の病院ボランティアニーズは益々高まる傾向

宮崎には、病院が141施設、診療所が742施設、介護施設が2,243施設あります。
65歳以上の高齢者人口は、2010年はおよそ29万人だったものが、2020年には35万人に増加し2030年も32万人を維持して推移します。75歳以上の人口を見ると、2010年におよそ16万人だったのが、2020年には18万人、2030年には22万人と増加し続けることがわかっています。(国立社会保障・人口問題研究所(2013年3月推計)調べ)

この人口推移からもわかるように、宮崎県の病院や介護施設でのボランティアのニーズはますます高まります。なぜなら高齢者人口の増加に医療スタッフの数が追いつかないからです。病院ボランティアへの期待は、別の視点からも確認することができます。実は病院の評価を第三者の視点で行っている「日本医療機能評価機構」では、成長し続ける病院の評価要素の一つに「病院ボランティア活動」を位置付けているのです。これらの点からも、今後病院ボランティアのニーズはさらに高まり活動範囲も広がっていくことが考えられています。

事実、宮崎県内にある多くの病院でボランティアを募集されています。
病院ボランティアで活躍されている方は高校生からご高齢の方まで多岐にわたりますが、多くがアクティブシニア世代です。なぜアクティブシニア世代が病院ボランティアに集まるのかというと、2つの理由があります。
一つは、「病院ボランティアの活動時間がほとんど平日の昼間に行われている」という点、そして「病院ボランティアの募集を限られた場でしか行っていない」という点です。活動時間に関しては、残念ながら平日日中に活動している病院ボランティアがほとんどなので、月〜金の間、会社で働いている方の参加を大きく阻んでいます。二点目にあげたボランティア募集方法ですが、こちらは院内ポスターに限られていることが多く、病院に来院したり入院した方でないとその存在知ることができない点が要因となります。この2つの点を解決できれば、より多くの方が病院ボランティアに参加でき、医療現場ではより細やかな対応ができるようになります。そこで宮崎の病院ボランティア情報を多く発信することで参加する方や興味を持つ方が増えればと考えています。

では、実際にボランティア活動をしている病院はどのような病院でしょうか。
実は、病院ボランティアを募集されるのは、病床数200床以上で精神科病棟以外の病院に集中する傾向にあります。宮崎県には200床以上の医療機関が30施設ありますが、そのうち病院ボランティアの活動をしているのは6施設(200床以上の病院のおよそ20%)、またボランティアを現在も募集しているのも6施設(200床以上の病院のおよそ20%)にとどまっています。このボランティア活動率は、ほかの都道府県と比べると低いことがわかります。例えば大阪の200病床以上のボランティア活動率は40%、長野県は67%となっており、病院ボランティアにおいて大きく遅れをとっていることがわかります。しかし、宮崎県で活動する病院ボランティア情報を発信することで、今後活動率が向上する可能性があるといえます。

宮崎でおすすめしたい病院ボランティアの特徴

これから病院でボランティアをしたいという方におすすめの病院の特徴をご紹介します。ポイントは3つです。
まず「活動時間の柔軟性」「活動における費用負担の少なさ」そして最後に「定例ミーティングがあること」です。「活動時間の柔軟性」をあげた理由は、一般的に病院ボランティアは週に1回以上、1回あたり2〜3時間以上の活動を原則としていることが多く、病院ボランティアに興味があってもその制限が障壁になっていることが意外と多いためあげました。
「活動における費用負担の少なさ」をあげたのは、ボランティア保険や健康診断、交通費など思った以上に自己負担が多いことをご存知でない方が多いためです。実際に活動をはじめるというタイミングになってから自己負担の多さに驚かれた方も少なくないのではないでしょうか。しかし、最近では健康診断やボランティア保険の費用、交通費の一部支給を始められている病院もあります。事前に確認してみましょう。
最後にあげた「定例ミーティングがあること」ですが、これが最も重要と言えます。実際にボランティアメンバー間でこのような話し合いの場が設けられている病院は少数派です。ボランティア活動を行う上でメンバー間のチームプレーを円滑にすることはもちろん、看護師やヘルパーさんなどの異業種の方との連携をスムーズにするためにミーティングは効果を発揮しています。

これらの特徴を兼ねているのは、やはり病床数の多い総合病院や大学病院などに多くみられます。では、200床以下の中小規模の病院はというと、ボランティアのニーズはあるものの活動のスタートがきれていないのが現状です。ボランティアに参加する方が増えることで、このような中小規模の病院でもボランティアの恩恵を受けられるようになります。そこで、「ちょっとボランティアに興味があるな」という方々が安心して病院ボランティアに参加してもらえるように、宮崎にある病院ボランティアの事例をいくつか紹介したいと思います。

宮崎の病院ボランティア募集情報

宮崎の病院では多くのボランティアを募集中

宮崎の病院では多くのボランティア募集がされています。
例えば、宮崎市にある「県立宮崎病院」や延岡市にある「県立延岡病院」、都城市にある「国立病院機構都城病院」などがあります。これらの病院のボランティア活動について一つずつ紹介します。

県立宮崎病院のボランティア活動

まず「県立宮崎病院」のボランティア活動内容ですが、外来受付サポートや院内案内だけにとどまらず、がん病棟で行われるアロマセラピストや、院内花壇の整備、患者さんが使うカバー等を縫う洋裁ボランティア、絵手紙ボランティアから小児病棟での絵本読み聞かせなど多岐にわたる活動を行われいます。活動時間は、それぞれのボランティアグループによって違い、月1回のみの活動もあれは平日の午前中に活動されているグループも有ります。病院ボランティアが評価されて、患者さんから感謝のメッセージを頂くこともあるそうです。

県立延岡病院のボランティア活動

次にご紹介する「県立延岡病院」のボランティア活動は平成14年から活動をスタートしました。現在は、ボランティアグループ「コンテナガーデン彩」の方々が病院敷地内にある庭の手入れを中心に活動されています。また、地域の高校からのボランティアも受け入れています。活動時間や応募条件、登録スタッフ数などは非公開のため、ご興味のあるかたは直接お問い合わせされてみてはいかがでしょうか。

国立病院機構都城病院のボランティア活動

最後にご紹介する「国立病院機構都城病院」の活動は外来部門に3つのグループ、病棟部門に7つのグループ、その他2つのグループで活動されています。活動グループが多い背景にはボランティアコーディネーターさんが配置されており病院の受け入れ態勢が整っている点を挙げることができます。
では具体的にどのような活動をご紹介しましょう。外来部門では、院内案内や事務手続きのサポート、移動介助、待合室の整備などがあります。病棟部門では、散歩介助や食事介助、院内のちょっとした清掃から患者さんの話し相手や買い物サポートまで身の回りに関する「ちょっとしたこと」をサポートしています。また、専門スキルをいかして散髪ボランティアや手芸ボランティア、朗読ボランティアや病児への学習支援ボランティアも行っています。外来や病棟以外の場では、自宅でタオル帽子を作成されている方もいらっしゃいます。院内案内、車椅子介助、新札もう潮見手続きのサポート、通訳ボランティアなどです。活動時間は平日8:30〜12:00と午前中のみとなっています。応募資格は高校生以上であれば応募することができます。まずは、気軽に問い合わせてみるのも良いと思います。

ここで紹介した3つの病院以外にも「宮崎大学医学部附属病院」「県立日南病院」「宮崎県済生会日向病院」でも病院ボランティアの活動/募集がされています。

宮崎県の多くの方が、病院ボランティアに興味を持って説明会に参加したり実際に活動することで病院ボランティアの内容がより充実すると考えられています。